カイワレの大冒険 Third

技術的なことや他愛もないことをたまに書いてます

僕が「Console2」を使う2つの理由

まず一つの理由は「綺麗だから」だ。コマンドプロンプトは無機質だけど、綺麗な画面は使っていて心地良い。論より証拠。画像を示そう。

これが美しくないと思われるなら何も言い返せないが、僕はConsole2を使ってから、どうもターミナルを美しくしたくなってきて、色々カスタマイズしている。

しかしながら、「画面が美しい」というだけなら、そもそもコマンドプロンプトなんて使う必要ないという人も多いかもしれないし、説得力にかけるかもしれない。そして、そういう人のためにオススメしたいもう一つの理由が「Linuxのコマンドが使える」という点である。

Console2には、シェルを選択する機能があり、「NYAOS 3000」を読みこませることで、lsやpwdなど業務上よく使うコマンドも使えるようになる。

設定をしてみる

手順は以下のとおり。

  • まずは、[Console2のサイト](http://sourceforge.net/projects/console/)から実行ファイルをダウンロード
  • 好きな場所に展開。Dドライブ直下とかがよいかもしれない。
  • そして、起動する
  • 「view」→「Console Window」
  • ターミナルが出てくるので、ステータスバーを右クリック
  • 「プロパティ」→「フォント」→「MSゴシック」。サイズは8を選択する。
  • 一度ターミナルを閉じて、Console2を再度起動する。
  • 「Edit」→「Settings」→「Appearance」→「More...」→「Window Transparency」→「Alpha」→35ぐらい
  • 「Tabs」→「Background」→「Image」→好きな背景画像

あとはAppearanceで好きなフォントを選んでもよいだろう。僕はVLゴシックをSize10で指定している。ここまでは、見た目の設定。
次に、使えるコマンドを増やそう。

  • 「[NYAOS.ORG](http://www.nyaos.org/)」で3.x系をダウンロードする
  • さきのConsole2を展開したフォルダのなかに展開したものを置いておく
  • Console2で、「Console」→「Shell」で「nyaos.exe」のパスを指定する

これで基本的なコマンドが使えるようになる。ただ、これだとまだ使えるコマンドが少ないので、もっとコマンドを増やそう。ちょっと遊ぶぐらいならこれでもよいかもしれないが…

  • Gowというのがあるので、[サイト](https://github.com/bmatzelle/gow/wiki/)に行き、ファイルをダウンロードしてインストールする。
  • インストール後、Console2を再起動して、which lsとかでパスが通っていることを確認する。
  • また他にも自分なりにカスタマイズしたければ、NYAOSのaliasを使って、コマンドをカスタマイズしていけばよい。

最終的にはこんな感じになる。

完全に自己満足だけども、やはり綺麗なターミナルは心地良い。

会社でwindowsを使わなきゃいけないときとかに、Cygwin入れてもよいけど、設定が面倒だし、見た目も変えにくいので、個人的にConsole2から離れられなくなっている。

こんな趣味がこうじて、puttyも弄りたくなって、今は以下のようにputtyも少し背景を透明にして、xterm風味を出させている。

これ以外にもランチャーや仮想デスクトップ、ファイラなど効率化図るものをどんどん紹介していきたいけど、今回は第一弾ということで。
是非お試しあれ!!

P.S.
たとえ、ターミナルの出番が少なくたって、少しは使うときあったりするかもなんだから、そこの指摘はしないでくだしあ!!